営業部の人手不足をどう乗り切るか

早いもので今年も一月が過ぎようとしています。

 

新年に新たな目標を掲げ、達成している方もいれば、早くも挫折している方もいるかもしれません。

 

先日、ホリエモンさんに関連する記事で、「今年もムダに目標をたてた人たちへ」というものを目にしました。

確かに単なる絵に描いた餅では意味がない。その一方で、絵に餅すら描けなければ何かをうみだす事も難しい。

人それぞれであると思いますが、私個人としては、そもそも新年に立てた目標を達成した試しがない。

少なからず人間として生をうけて、何度も新年を迎えることが出来ており、その数と同じだけの年末を迎えることが今は出来ている。

年末になると師走とお酒の流れに身を任して、今年はもう仕方がない。大切なのは来年だ、という気概で年明けをむかえる。

 

人間、何かに余裕があると、それに満足してしまう者なのかもしれない。

自己啓発本でも、未来に不安を抱く必要はない、心配事の9割は起こらない、等が書かれた書籍も多くみられるが、楽観視しすぎるのもまた微妙である。

 

誰か、現状に甘んじることなく、日々成長し続けることが出来るような環境作りのコツ、心掛け等があれば教えて頂きたいです、、。

 

さて、最近仕事をしていてよく思うことですが、営業部の平均年齢が下がっており、その中でお客様の平均年齢は大きく変わらないため、仕事がし難くなっているケースが多いです。(あくまで個人的な感想です)

 

その一方で、インターネットの発達により、その殆どの情報をお客様自身が、お客様の必要なタイミングで調べる事ができ、お客様から営業マンに問合せが行われた時には、お客様の中で概ね意向が決まっていることも少なくありません。

 

これらの理由から、仮に10年前の状況と現在を比較してみても、営業マンとお客様の情報量の差が小さくなっていると考えています。

 

更に追い討ちをかけるのが昇進です。

現在の人事システムの多くは、成績の良い営業マンを管理職へと昇進させます。勿論、全体最適の側面から考慮するとこれを否定することは出来ませんが、年功序列が崩れている現状では、売れる営業マンが担当者として居続けられる仕組みがまだまだ少ないように感じます。

 

少しでも、若い営業マンの成績を上げるためには営業としての付加価値を、今迄にないスピードで積み上げていくことが必要不可欠です。

 

私自身、自己研鑽しながら、若手営業マンの育成に力を注いで行きたいです。